グレイテスト・ショーマン
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作品情報
タイトル:グレイテスト・ショーマン
上映時間:105分
公開:2018年
監督:マイケル・グレイシー
キャスト:
ヒュー・ジャックマン
ザック・エフロン
ミシェル・ウィリアムズ
レベッカ・ファーガソン
ゼンデイヤ
キアラ・セトル
ポール・スパークス
バイロン・ジェニングス
ベッツィ・アイデム
- ラ・ラ・ランド制作チームが参加
- GG賞受賞曲「This is Me」が誕生したほどの完成の高い名曲の数々
- 完成度の高い圧倒的なショー
あらすじ
19世紀半ばのアメリカ。幼馴染の妻と子供たちを幸せにすることを願い、挑戦と失敗を繰り返してきたP.T.バーナムは、ついにオンリーワンの個性を持つ人々を集めたショーをヒットさせ、成功をつかむ。しかし、彼の型破りなショーには反対派もいた。若き相棒のフィリップをパートナーとして迎え、彼の協力によりイギリスのヴィクトリア女王に謁見するチャンスを得たバーナムは、そこで美貌のオペラ歌手ジェニー・リンドと出会う。彼女のアメリカ公演を成功させ、一流のプロモーターとして世間から認められようとするバーナムだったが……。
作品のポイント:圧倒的な歌唱力
本作で1番の名曲となり、ゴールデングローブ賞の主題歌賞に輝いた「THIS IS ME」 こちらをご覧ください。
iTunesのヒットチャートでNO.1を獲得したほどです!
新たなスターが誕生したと言われるキアラ・セトルのパワフルで天使のような歌声に感動しました。
強烈な見た目からは想像がつかない美声です笑
これ以外にも名曲の数々を圧倒的なダンスで表現し、見るものを圧倒します。
ヒュー・ジャックマンもかなりの美声で、めちゃくちゃカッコいいです笑
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作品のポイント:差別と偏見を描くミュージカル映画
主人公バーナムがショーに出したのは、人種・外見・障がいなど様々な理由によって、社会から差別されていた人を集め個性を持つ人々として讃えていきます。商業的に成功していきますが強い差別の目からは逃れられず、不快な見世物として上から目線で批判するマスコミや、さらには彼らを激しくののしり迫害するレイシスト衆も登場してきます。
紆余曲折し、それでも演者達は信念のもと、戦い続けます。
本作が描こうとした差別に対する批判と偏見が本作の大きなテーマとして掲げられ、それに抗しようとする人びとへのエールが込められているように感じました。
現在世界中でレイシストのヘイト・スピーチなどが激増していますが、その社会問題にも切り込んでメッセージとして表現しているようにも感じました。
非常に賛否両論のある部分ですが、同時に作品を通してあらためて認識しましたし深い問題なんだなぁと思いました。
評価
(3.7 / 5)
感想
ライアン・ゴズリング主演のラ・ラ・ランドに続いて、ヒュー・ジャックマン主演のグレイテスト・ショーマンを見ました。
本場のミュージカルにも負けない圧倒的な仕上がりに正直興奮しました笑
ミュージカル映画が苦手な人もいるかと思いますが、、全く問題ないです!!!
本作は単純なミュージカル映画ではなく、バーナムが家族のために「個性的な人」を集めて見世物にするショーを始めて成功していくサクセスストーリーを緻密に計算されたショー、音楽、CGを駆使してよく作り込まれてるなぁと感心しました。
この映画が完成度をあげた1つに「個性」的な役者を配置してみんなでショーを作り上げた脚本が本当によかったです。
人種的に差別されていたり、外見や障がいによって迫害されていたりと普通なら煙たがれてしまう人たちをバーナムは個性と捉えて巻き込んで作り上げていきます。
ただし物事はそう単純ではなくバーナムはオペラ歌手のショーから、他のショーの出演者を追い出して関らないようにします。
追い出された出演者たちは、バーナムの行為に傷つき、失望します。
しかし、彼らはそこで屈することなく、再び自分たちのショーへと戻っていきます。
バーナムによって傷つけられた出演者たちが、自分の境遇を卑下することなく「これが私だ」と前を見て歌うシーンには感動して涙が止まらなくなります。
凄いパワーをもらいました。
本当に成功する人って、決して見た目や境遇なんか関係なく自信を持って自分を表現して努力し続けられる人が成功するんだなとあらためて思いました!