【洋画】「グリーンブック」見どころと感想！

グリーンブック

作品情報

タイトル：グリーンブック
上映時間：130分
公開：2018年
監督：ピーター・ファレリー
制作：ジェームズ・キャメロン
キャスト：
マハーシャラ・アリ
オフィシャルサイト

あらすじ

ある日、トニーは「神の域の技巧」を持ち、ケネディ大統領のためにホワイトハウスで演奏したこともある天才ピアニスト、ドクター・シャーリー（マハーシャラ・アリ）のコンサートツアーの運転手として雇われる。まだまだ人種差別が根強く残る時代になぜか、黒人にとって制約と危険の多い南部を目指すシャーリー。 粗野で無教養なイタリア系用心棒と、インテリな天才黒人ピアニストという何もかも正反対な二人が、黒人用旅行ガイド〈グリーンブック〉を頼りに、ふたりはツアーへ旅立った──。

引用元：フィルワークス

グリーンブックとは、1936年から1966年まで、ヴィクター・H・グリーンによって毎年出版された黒人が利用可能な施設を記した旅行ガイドブックのこと。

作品のポイント：白人の用心棒と黒人の天才ピアニストの友情

主人公のトニー・“リップ”・バレロンガは、NYのナイトクラブで用心棒の仕事をしていましたが、お店が2ヶ月間の休業に入るため仕事を探すことになります。
結婚しており、子供も2人いるため生活費を稼がなきゃなりません。
そんなときに黒人の天才ピアニスト、ドクター・ドナルド・シャーリーと出会います。
シャーリーは人種差別の色濃く残る南部にツアーに行くということで、白人のトニーにオファーします。
一度は断るものの、やはり行くことにします。
トニーはもともと黒人に対して差別意識がありましたが、ツアーに向かいながら旅をして色々な想いを語り合ったり、トニーが奥さんから頼まれた手紙を出すために試行錯誤しますが、シャーリーがアドバイスして手紙を手伝ったり、バーでトラブったときもトニーが助けたりと様々な問題がおきますが乗り越えて友情が芽生えていきます。

正反対の2人の友情に笑い、胸を熱くする『グリーンブック』場面写真公開 #グリーンブック #ピーター・ファレリー #ヴィゴ・モーテンセン #マハーシャラ・アリ #映画 https://t.co/cr7medEu6J pic.twitter.com/EypBSgTrMr

— クランクイン！ (@crank_in_net) December 20, 2018

作品のポイント：人種差別が色濃く残る、グリーンブック

舞台は1960年代のアメリカで、特に南部は、法として差別が成立していた時代です。
リンカーン大統領による“奴隷解放宣言”がなされてから約100年の歳月が流れても、南部の多くの州では“ジム・クロウ法”と呼ばれる、黒人が一般公共施設を利用することを禁止制限した法律が存在し、実質的な人種差別が行われていた。公然と黒人の利用を拒否する南部の宿泊施設やレストラン。黒人の旅行者たちが、それらの施設を利用した際のトラブルを避けるため、彼らが利用可能な施設をあらかじめ記したのが、映画のタイトルにもなっている「グリーンブック」　です。
この「グリーンブック」を渡されたトニーは運転手として同行しますが、トニー自身も元々黒人を差別してました。
旅を通じてシャーリーが旅先で酷い差別に合います。
トニーもシャーリーを理解していき、シャーリーもまたトニーを理解します。
トニーとシャーリーの関係のように人種は関係なく、今の時代だと“多様性＝ダイバーシティ”の在り方にも通じものを感じ、社会問題の1つのテーマに切り込んでるなと感じました。
それが数々の賞の受賞にも繋がったんじゃないかと思いました。

評価

配信情報

感想

映画館に行った時に予告でグリーンブックを見て気になってた作品が出てたので早速見てみました。
映画のタイトルにもなっている通り、人種差別をテーマに社会問題に切り込んでいますがトニーとシャーリーの掛け合いがユーモアを交えて表現しておりこの2人の役者がかなり作品に合ってるなと思いました。
白人のガサツな用心棒トニー，黒人の天才ピアニストシャーリー，この二人の絶妙な関係性があったからこそ，評価されアカデミー賞を含めた数々の賞を受賞したんだなと思いました。
黒人差別という重いテーマを扱っているのに、重くなくゆるく観れました。

またトニーもやんちゃで優しいパパって感じで、シャーリーに色々教えてもらいながら成長していくのがクスッと笑えてよかったです。
何度も、、子供かよ？！って笑いました笑

https://twitter.com/yu_kikaku_/status/1182238238607433729?s=20

オススメです！！
ぜひ気軽に観てください！！